インターネットFAXの仕組み。メールとの違いは?

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どんなしくみ?インターネットFAXっていうのが良いらしい。それは分ったんだけど、そもそもどんな仕組みなのか、よく分らないんだけど…

そんなあなたに、普通のファックスとの違い、メールとの違いを簡単に解説します。

いろいろな企業がサービスを提供していますが、次のことを覚えておけばOKです。

■ 普通のファックスとどう違うの?

通常のファックスの仕組みは、紙に書いた絵や文章を読み取って電気信号に変え、それを電話回線を介して相手へ送るというものです。
ファックス機を使わず、パソコン上でデータを送受信すればペーパーレス(紙を使わない)にすることも可能ですが、必ず電話回線が必要なんです。
それに対してインターネットFAXには、電話回線が必要ありません。必要なのはネット環境です。メールを送るのと同じようにファックスが送れます。もちろん普通のファックスから送られてきた書類も受信することができます。サービスによって違ってきますが、PDFやTIFFなどのファイル形式で送られてきます。
固定電話を持っていなくても、自分のFAX番号を持つことができるんです。

■ メールとはどう違うの?

だったら、PDFを添付してメールでやりとりすればいいんじゃないの…?と思ったかも知れません。
それは半分正解です。メールでやりとりできる相手なら、わざわざファックスする必要はありませんよね。
でも、どうしてもFAXが必要な事ってありませんか?
取引先がFAXでしか注文を受けてくれない、祖父母の家にはパソコンが無い、PTA関連のお知らせがFAXで送られてくるなど。
メールは、当たり前ですが、メールアドレスにしか送れないんです。

■ 今、FAX機を使っているなら、節約にもなります。

FAXをけっこう使っているなら、通信費、紙代、インク代がかかっていますよね。一度計算してみてください。思ったよりもかかっているかもしれません。
インターネットFAXなら、紙に出力しないので紙とインクのコストがかかりません。通信料も安くなる可能性が高いですし、FAX機を買い換える必要がなくなります。
新しい機材も必要ないので、場所の節約にもなりますね。
また、外出先でスマホや携帯で受信したFAXが見られるので、時間の節約にもなるんです。